英語名:No.3 Animal Transporter
タカラトミー トミカ No.3 動物運搬車 (通常カラー) ミニカー
本日ご紹介するダイキャストミニカーは、タカラトミートミカ「No.3 動物運搬車」。
No.3 動物運搬車のベース車両となっているのは、おそらく日産自動車が製造・販売している「プロフィア」でしょう。
日産プロフィアは、実際にはダンプカー、タンクローリー、ミキサー車として活躍しています。
大型トラックが好きで、働く車として憧れるお子様もいることでしょう。
実際、私も幼稚園くらいのときはトラックが大好きでした。「トラック野郎」の菅原文太が面白くて。
でも、No.3 動物運搬車はいただけません。
トミカを買ってもらえることになり、おもちゃ屋さんに行ってコレを選ぶ子供は何人くらいいるのでしょうか?
正直、レギュラートミカをコンプリートするとき、「いらんなぁ」と思ってしまいました。
いろんな層をターゲットにしたいのは分かります。ですが、ターゲットが狭すぎませんかね?
トミカを欲しがるのはほぼ男の子。マニアな大人もいることでしょう。
大抵の子供はスポーツカーが好きだと思います。そして、家にある身近なモデルのトミカを欲しがったり…。
で、No.3 動物運搬車なんて選びますか?
よく企画が通ったものですね。
しかも、このモデルは販売年数がとても長い。ひょっとして、在庫をさばききるまで販売し続けるのかな?
できれば現在までの生産・販売台数を知りたいですね。
あと、前部と後部が切り離せるようになっているのですが、この無駄なこだわりのために、トミカサーキットなどのコースで走らせることができません。
これかなり減点です。
全くは知れないというわけでもありませんが、高確率で転倒しますね。
むしろ動物積載部分をはずして、トラックの前だけで走らせた方が安定するかな。
スーパードルフィン・プロフィア:進化の歴史
1992年、スーパードルフィンが11年ぶりのフルモデルチェンジを迎える際、車名にサブネーム「プロフィア」が付けられました。そして、2003年にはさらなるモデルチェンジが行われ、「グランドプロフィア」として知られるようになりました。
1992年: 新世代の誕生
1992年5月に2代目スーパードルフィンとしてプロフィアが登場。デザインは一新され、クルージングレンジャーのデザインを継承しました。その結果、先行していたクルージングレンジャーと共通の部分がいくつか見られるようになりました。
この新モデルでは、エンジンワンキー操作が標準装備されました。エンジンの種類として、V8のF20C、F17E、F17D、直6のP11C、K13C、K13Dが搭載されました。
デザインの特徴として、KF/ZM系の初期型ではヘッドライトとその間に3つの穴が開いたフロントグリルが特徴的でした。この時期には「HINO」の新しい文字ロゴや引違い窓のパワーウィンドウなど、ユニークな要素が多数取り入れられました。
そして、キャッチコピーは「輸送文化のフルモデルチェンジ」「物流の21世紀へ」とされ、俳優の役所広司がCMに起用されました。
1994年以降:進化を続けるプロフィア
1994年には、Lシリーズを追加するなどのマイナーチェンジが行われました。そして、1998年にもさらなるマイナーチェンジが施され、ディスチャージヘッドランプの設定や運転席エアバッグ、ABSが全車に標準装備されるなどの進化が見られました。
2000年には、「テラヴィ顔」として知られる新デザインが導入されました。このデザインでは、フロントリッドのグリルが2段になり、大型のフロントバンパーが特徴的でした。
そして、2002年には一部改良が行われ、平成14年騒音規制に適合するために、セミトラクターを除く車種からV型エンジンが廃止されました。
展示としてのプロフィア
2000年10月と2002年10月には、それぞれ第34回と第36回の東京モーターショーにてプロフィアが展示されました。
以上、スーパードルフィン・プロフィアの歴史を振り返ってみました。この車種は日本のトラック産業において重要な役割を果たしてきたことが伺えます。
2代目・グランドプロフィアの変遷と主な特徴
2003年10月、グランドプロフィアは、11年半ぶりのフルモデルチェンジを実施しました。この時、それまでのサブネームであった「グランド」が取り除かれ、単に「プロフィア」と名乗ることになりました。このモデルのエンジンは新短期排出ガス規制をクリアし、直6インタークーラー付ターボが全車搭載されました。また、メーカーオプションでDPRを装着したものは、超低PM排出ディーゼル車認定制度の85%低減レベル(★4つ, PK-規制)を取得しました。
デザイン面でも、アクセルやブレーキペダルがオルガン式から乗用車で一般的な吊り下げ式に変更されました。テールランプの配列も見直され、3連タイプは外側から橙、赤、赤の順になりました。
車両の基本デザインはハイマウントキャブを前提としていますが、必要に応じてローマウントキャブに変更することも可能です。
運転席のシートには3つのタイプがあり、車種によって標準、エアサス、またはドイツのISRINGHAUSEN社製の高機能シートを選択することができました。
主な年表
- 2004年10月: 第38回東京モーターショーでASVトラクターを出品。
- 2005年12月: 平成17年排出ガス規制に対応したE13Cエンジン車を発売。
- 2006年: 大型トラック用の追突被害軽減ブレーキシステムを一部車型に追加。そして、6月には平成27年度重量車燃費基準を達成した車両を発売。
- 2007年: P11C型エンジンから新開発のA09C型エンジンに変更。10月には第40回東京モーターショーにてASVトラクターを再度出品。
- 2010年4月: 平成21年排出ガス規制に適合し、新しいディーゼルシステム「AIR LOOP」を導入。同時に、ホイールの設計や安全装備も一新されました。
- 2014年4月: エンジンや車載システムの改良を実施。安全装備の機能が一層強化されました。
- 2015年: 東京オートサロンと大阪オートメッセに出品。10月には第44回東京モーターショーでプロフィアハイブリッドが公開されました。
この2代目プロフィアは、その先進的な機能とデザインで、長い間トラック業界の中心的存在として活躍してきました。
3代目プロフィアの歩み:2017年〜現在
3代目プロフィアは、除雪車や構内専用車両を除いて、2017年から2022年、そして2023年からという期間で販売が行われています。また、セミトラクターに関しても、2018年から2022年、そして2023年からの販売となっています。
2017年のハイライト
- 2017年4月5日:13年6か月ぶりにフルモデルチェンジを遂げた新しいプロフィアが登場し、翌月5月22日からの販売がスタートしました。キャッチコピーは「人を思う、次の100年へ。」を採用。CMでは俳優の猪塚健太が出演しています。新モデルは環境対策として平成28年排出ガス規制に適合したエンジンを搭載。また、ICTサービス機能も新たに追加されました。
- 同年10月と11月:プロフィアは2017年度グッドデザイン賞とグッドデザイン金賞を受賞。
- 同年1月:東京オートサロンにプロフィアが出品。
2018年のアップデート
- 2018年5月31日:セミトラクターもフルモデルチェンジを実施。このモデルでは、「HINO CONNECT」というユーザー向けのICTサービス機能が追加されました。
2019年の変更点
- 2019年3月29日:安全性を高めるための多くの機能が追加。特に注目すべきは、可変配光型LEDヘッドランプやドライバーモニターIIなどの先進的な安全装備です。
- 2019年5月28日:ハイブリッドモデルとして、通常のハイブリッドとハイブリッド冷凍車「COOL Hybrid」がラインナップに追加。
2020年の展開
- 2020年3月23日:トヨタ自動車との共同で、プロフィアFRをベースとした燃料電池トラックの開発が発表。
- 2020年4月6日:セミトラクターのマイナーチェンジ。安全装備の強化や新しいオプションが追加。
2022年の問題発覚
- 2022年3月:エンジン不正問題が発覚し、出荷が一時停止。
- 同年3月29日:国土交通省からの型式指定取消処分。
2023年の再開
- 2023年1月31日:国土交通省からの再申請を受けての形式指定。2月中旬に出荷の再開が予定されています。
これらの経緯を通じて、3代目プロフィアは多くの進化と変革、そして課題を乗り越えてきたことがわかります。今後もその動向に注目が集まるでしょう。
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